明日の君に会いに行く

絶え間なき離婚危機と戦うブログ

【マンガ感想】進撃の巨人 第111話 「森の子ら」

※別マガ2018年12月号掲載分のややネタバレあり感想です。アニメ派、単行本派の方はご注意ください。

 

エレンが独房から脱走するシーンで終わった先月の続き。

 

やはりエレン(と脱走を手引きした一派)は完全に反乱分子扱いになっている模様。ザックレー総統やっちゃったし、そりゃそうか。作中の表現に習うとイエーガー派というらしいが、エレンの目的が相変わらずわからない。ただ、その取り巻きに関しては、「座標の力をエレンから他の人間に移譲する」ことに反発を感じたという思いがあるようだ。これは理解できる。訓練兵時代から一緒のメンバーからしたら、エレンは巨人駆逐マニアで元死に急ぎ野郎で、とにかくまあぶっ飛んではいるけど核の部分では同年代の仲間って感じだと思う。でも途中から(例えばウォールマリア奪還から)エレンを知ったような層からしたら、まさに英雄なんだろう。そういう人物を事実上亡き者にし、都合の良い人間に挿げ替えようと上層部が動いているとしたら、反発するのは自然なことだ。ましてや、それを扇動した人間がいたとするならば。

 

だからといって、なんでも許されるわけじゃないし、強引な方法がいい結果を生むとも思えないんだけど…。結局エレンはどうしたいんだろうなあ、というところに戻ってきてしまう。

 

場面は変わって、ブラウス農園の人々(とファルコ、ガビ)がニコロの店に食事にやってくる。色々あってとんでもない急展開になった。

 

まず素直な感想としては、ああ、こうなってしまったのか、という悲しみで一杯だ。もしかしたらだよ、自分が命を奪ったサシャが、多くの人に愛され、カヤの命を救い、そしてマーレ人であるニコロに愛されたという事実を知ったガビが態度を軟化させて、最終的には両国の橋渡しになる、そんな優しい世界もあったかも知れないんだ。でも、この世界は残酷な世界だったんだよなあ。進撃はそのことを忘れかけたときにいつも強烈な一撃で思い出させてくれる。

 

でも、サシャがかつてカヤを救ったとき、本当はそこで死ぬ予定だったけど、彼女の最後はここじゃない、まだ役割が残っているっていうことで延命された話があるでしょ。彼女の最後の役割ってなんだったのかって考えたとき、「ガビの心を動かし、世界を変えるため」だったら良かったのになあって思うんだよ。

 

ニコロのサシャに対する気持ちって、思っていた以上に強いものだったんだな。カヤのいうように恋人同士だったかどうかまではわからないにせよ、ニコロは少なくともその気持ちだったんだろう。サシャは…ニコロじゃなくてニコロの料理に恋していたのかもしれないけど、彼女にとっては人間よりも料理が本体だろうから、これは相思相愛ってことだな!

 

それにしても最後、またとんでもないことになってしまったものだ。ファルコがそうなってしまったら、もうどうしようもないよな。近くにライナーでもいれば、自分を犠牲にして助けようとしそうだけど。そもそも何であんなところに仕込んでいた? いまさら何体か巨人化させたところでどうなるものでもないだろうし、ピンポイントで要人を狙っていた? なんのために? ジークのやることは、いつまでたっても全てわからないことばかりだ。

 

進撃の巨人(26) (講談社コミックス)

進撃の巨人(26) (講談社コミックス)

 

  

過去の感想

【マンガ感想】進撃の巨人 第110話 「偽り者」 - 怒られる男の日記

【マンガ感想】進撃の巨人 第109話 「導く者」 - 怒られる男の日記

【マンガ感想】進撃の巨人 第108話 「正論」 - 怒られる男の日記

【マンガ感想】進撃の巨人 第107話 「来客」 - 怒られる男の日記