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【アニメ感想】中間管理録トネガワ 第8話 海老

以前に会長がらみの失態をやらかし、あえなく帝愛を退職することになったかつての黒服の一人、海老谷が再登場。元部下のことも気に掛ける利根川の面倒見の良さがいかんなく発揮された第8話。

 

上司なんてものは、組織上の立場から口では優しい言葉、部下を思う態度を見せることがあっても、実際のところは冷たいものだ。使えないもの、思い通りに動かぬものにはいくらでも冷淡になれる生き物だ。特にやめた人間は、その瞬間から他人、いや他人ですらない敵前逃亡者同然の扱いになる。そんな態度をとる人間を多く見てきたし、自分も、会社を離れた人間からはなんだかんだで疎遠になってしまうのが当たり前であった。

 

しかし、利根川である。こんな、やめた部下の呼び出しに気やすく応じて、ビジネスの相談にのり、時には叱り諭し、あまつさえテストの場を設けてやるなんていう情け深い上司がいるか? いや、いない! 逆にいえば相談を持ち掛ける海老谷も、帝愛をやめてもなお利根川を慕っていることが知れる。この、会社を介さずとも切れることのない信頼関係。ある意味理想の上司部下の関係が「トネガワ」にあるとすら言えるのではないか?

 

前半は、マルチ商法にはまった海老谷に誘われてマルチの集会にわざわざついていく利根川。優しすぎる…もしかしてヒマなのか? 完全アウェーな雰囲気の中、カイジでも披露した、お金の稼ぎ方に関する名演説をぶちかますも、マルチ沼にはまった亡者たちには効果なし。業を煮やした利根川は、結果、海老谷を見捨てて会場を後にするが…。最終的にはお前も逮捕されてるんかい! なオチに笑った。

 

後半は、エビを使った料理で起業を狙う海老谷が利根川ヘッドハンティングするという恐れを知らぬ行動に出る。利根川はなんと帝愛社内での試食会を企画。見た目悪くはないが、さすがに殻をむかずに直食いは下策…っ! 口の中ズタズタになるわ。一応、身の部分は殻を外して、そこにタルタルを付けてレタスを巻いて、頭と尻尾をもってかぶりつく感じでいったら、いけるんじゃ? いけない? 味は確実においしそうだが。

 

それにしても、退職でフェイドアウトしたと思った海老谷が、こんな形でむしろ他の黒服たちよりも目立つとは。脇キャラがまるまる1話もらうなんてすごいことだ。これなら、同じパターンで、海老谷の起業シリーズはまだまだいけそうだ。そして最終目標は、スピンオフ「新規起業録 エビタニ」爆誕を目指してほしい。 

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中間管理録トネガワ(7) (ヤングマガジンコミックス)

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