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【アニメ感想】銀河英雄伝説 Die Neue These 第11話

先週体調を崩して1回感想を飛ばしてしまった。今回は第11話「死線(前編)」の感想を書く。

 

といっても、今回はまだ戦闘なし。帝国領内に進攻する同盟の大艦隊に対し、ラインハルトは「飢えた住民」そのものを武器として利用する。「帝国の圧政からの解放者」との大義名分がある同盟は、帝国領民に対して大量の食糧を供出せざるを得ず、たちまち備蓄していた食料が底をつきかけてしまう。ヤンはビュコックをはじめとする艦隊司令官たちに撤退を進言し、受け入れられるが、ロボス司令官のそばに付き従うフォークはその考えを聞き入れない…

 

詰められたフォークがあばばばばってなっちゃうくだりは、銀英伝の裏名物シーン。今までもいろいろな媒体でこのシーンを見てきたけど、今回はじめて「フォークも哀れだなあ」と思ってしまった。まあ、彼、明らかに社会不適合な感じに出来上がっちゃってる人間で、でも自分は有能と思っていたところをガツンとやられて精神崩壊してしまった。いくらなんでもメンタル弱すぎだろう、とも思うんだけど、自分も社会人長くやってきたので一概に彼を馬鹿にできない。

 

たぶん、フォーク自身もうっすら、「俺、ダメ人間じゃね?」とわかっていたと思う。でも、いや。自分はできるんだ!って自分をだまして、なんとか取り繕ってここまで来たと。これさえ成功させれば理想の自分になれるって思って、でもどうもうまくいってないらしく不安にさいなまれているところでのガツン!だったのではないだろうか。哀れなりフォーク。ただし、彼のやったことで、今後とんでもない数の人間が命を落とすことになることは言い逃れできない。やっぱりこういう不安定な人は軍人はやっちゃだめだわ。

 

そしてまんまと罠にはまった同盟軍に対して、満を持してラインハルトとその仲間たちがドヤりながら出航していくシーンで終わり。そういえば、この時点ではまだラインハルト陣営にミュラーとかはいないのか。あと、「勝つためだ、キルヒアイス」のあとのキルヒアイスの表情がなんとも言えない感じで優しくも切なかった。彼にも、理想とする生き方があるんだもんね。でもラインハルトこそが一番大事だという気持ちは決してゆるがぬキルヒアイス。あっぱれである。

 

最後の「プロージット!」ってやっぱりかっこいい。いつかやってみたいけど、グラスをたたきつけて割るのがハードル高いよね、金銭的に。娘が使ってるプラスチックのやつで代用するか。中身はコーラで。