明日の君に会いに行く

絶え間なき離婚危機と戦うブログ

小説

【読書感想】FAKE OF THE DEAD/土橋真二郎

このところ、「カメラを止めるな!」という映画が人気だそうだ。低予算にも関わらず面白いということで話題になっている。実際に見たわけではないのだが、どんな内容なのかはなんとなく漏れ伝わってくる。つまり、ゾンビものの映画が劇中劇になり、その外枠…

【読書感想】メグル/乾ルカ

今まで乾ルカさんの作品を読んだことはないと思うので、本作が初乾作品ということになる。大学の奨学部に勤めるミステリアスな職員、悠木さんが斡旋するアルバイトを受けたものは、必ず不思議な経験をすることになる…というパターンで構成される連作短編集だ…

【読書感想】ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズリグレット(3)/渡瀬草一郎

ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット3 (電撃文庫) 作者: 渡瀬草一郎,ぎん太,川原礫 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/08/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る ソードアート・オンラインのスピンオフ…

【読書感想】純喫茶「一服堂」の四季/東川篤哉

この表紙をみたら、「ああ、ビブリア古書店のヒット以降急増した、美女探偵+お店ものの量産型ミステリね」って思ったのだが、作者名を見てびっくり、東川篤哉さんであった。 純喫茶「一服堂」の四季 (講談社文庫) 作者: 東川篤哉 出版社/メーカー: 講談社 …

【読書感想】微笑む人/貫井徳郎

これは、貫井さん、やっちまったなあ~! 読後に残るなんともいえない不完全燃焼感というか残尿感と言うか。一言で言えば、もちもちふわふわしっとりかつ香ばしい極上のたいやきの皮(ただしアンコなし)のような小説だ。 微笑む人 (実業之日本社文庫) 作者:…

【読書感想】迫りくる自分/似鳥鶏

似鳥鶏さんの「迫りくる自分」を読んだ。似鳥さんの作品は結構読んでいるのだが、巻き込まれ型の男の子が推理する学園ものとか、動物が出てくる話とか、ドラマ化された戦力外捜査官とか、わりとコメディよりの「ゆるい」作品が多い印象だった。しかし本作は…

【読書感想】闇の喇叭/有栖川有栖

この1週間、いわゆるお盆休みというやつで、基本的に一日中家族と一緒に過ごしているものだから、ブログを書くインプット的なものがなかなかできず、更新がめっきり減ってしまった。まあ、そんなに毎日書こうとか思っているわけでもないけど。なんとか空き時…

【読書感想】ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインVII ―フォース・スクワッド・ジャム〈中〉/時雨沢恵一

小説版ガンゲイル・オンラインの8巻を読んだ。なんと3分冊の中間だった。今までは上下巻構成だったのに…。まあ、もともと作者のTwitterで知っていたんだけども。理由としては、アニメの作業があったため、一気に終わらせるところまでの執筆ができなかったと…

【読書感想】君を愛した一人の僕へ/乙野四方字

「前の記事で紹介した「僕が愛したすべての君へ」と対になる作品。 君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-2) 作者: 乙野四方字,shimano 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2016/06/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (7件) を見る 僕が愛し…

【読書感想】僕が愛したすべての君へ/乙野四方字

平行世界を題材にしたSF「僕が愛したすべての君へ」を読んだ。あとに紹介する「君を愛した一人の僕へ」と対になっていて、独立した作品でありながらも、事実上1冊で1本の長編ともいえる内容になっている。 僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)…

【読書感想】ライオンの棲む街/東川篤哉

東川篤哉さんのライトな探偵もの「ライオンの棲む街」を読んだ。 ライオンの棲む街 平塚おんな探偵の事件簿1 (祥伝社文庫) 作者: 東川篤哉 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2016/09/14 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 仕事と恋と貯金を失い、失…

【読書感想】私の命はあなたの命より軽い/近藤史恵

近藤史恵さんの「私の命はあなたの命より軽い」を読んだ。 私の命はあなたの命より軽い (講談社文庫) 作者: 近藤史恵 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/06/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る はじめての出産を間近に控えた遼子は、…

【読書感想】リビジョン/法条遥

リビジョン (ハヤカワ文庫JA) 作者: 法条遥,usi 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/07/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (18件) を見る リライトに続く、法条遥さんの時間SFシリーズ第二弾。前作の感想はこちら。 okorareruotoko.hatenablog.co…

【読書感想】望郷/湊かなえ

湊かなえさんの「望郷」を読んだ。読んだ感じ、かなり地味な内容の短編集だったが、これですら収録作のほとんどがドラマや映画で映像化されているらしい。湊作品の映像化率すごすぎでしょ。 望郷 (文春文庫) 作者: 湊かなえ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売…

【読書感想】世界で一つだけの殺し方/深水黎一郎

深水黎一郎さんの「世界で一つだけの殺し方」を読んだ。 世界で一つだけの殺し方 (講談社文庫) 作者: 深水黎一郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/02/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 深水さんの特徴は、ぶっとんだ豪快系トリックだった…

タイムトラベルものを分類してみる

タイムトラベルものを分類しました。

【読書感想】魔法使いと刑事たちの夏/東川篤哉

「謎解きはディナーの後で」の原作者として知られる東川篤哉さんのミステリー、「魔法使いと刑事たちの夏」を読んだ。 魔法使いと刑事たちの夏 (文春文庫) 作者: 東川篤哉 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/05/10 メディア: 文庫 この商品を含むブロ…

【読書感想】水の棺/道尾秀介

道尾秀介さんの水の棺を読んだ。水の中にいるようにどこか重苦しい世界の中、水面から顔を出そうともがく少年と少女の成長と救済の物語という感じ。 水の柩 (講談社文庫) 作者: 道尾秀介 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/08/12 メディア: 文庫 この商…

夏におすすめのボーイ・ミーツ・ガールで少し不思議な小説たち

夏と言えば、男子と女子が不思議な事件に巻き込まれて、そのうちにちょっとひと夏の恋をしたりして、最後には謎がとけたり事件が解決したりする小説、ボーイ・ミーツ・ガールで少し不思議な、略してBMGSFの季節。時かけだって君の名はだって夏だったし、やっ…

【読書感想】忘却のレーテ/法条遥

昨日のリライトに続いて、法条遥さんの「忘却のレーテ」を読んだ。色々と破綻気味のところもあったリライトと違い、こちらは綺麗にまとまっていて素直に面白かった。 忘却のレーテ (新潮文庫nex) 作者: 法条遙,usi 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/04/…

【読書感想】リライト/法条遥

法条遥さんの「リライト」を読んだ。書店で見てずっと気になっていた作品だったが、ようやく読むことができて満足。内容は…まあ、下に書きます。 リライト (ハヤカワ文庫JA) 作者: 法条遥,usi 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/07/24 メディア: 文庫 …

【読書感想】終わる世界の片隅で、また君に恋をする/五十嵐雄策

いよいよ気温があがり、本格的な夏の気配がする今日この頃。夏と言えばジュブナイルSFが読みたい、というわけで、何冊か買ってきた。あたりがあるといいけど…。1冊目は、五十嵐雄策さんの「終わる世界の片隅で、また君に恋をする」だ。 終わる世界の片隅で、…

【読書感想】ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインVII ―フォース・スクワッド・ジャム〈上〉/時雨沢恵一

アニメが絶賛放映中の、ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインの7巻を読んだ。 ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインVII ―フォース・スクワッド・ジャム〈上〉― (電撃文庫) 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白…

【読書感想】ハルさん/藤野恵美

藤野恵美さんの小説を読むのは初めて。普段は児童文学の世界で活躍されている作家さんのようだ。この「ハルさん」は初めて挑戦した大人向けの作品であり、賞を取ったり2時間ドラマ化もされているとのこと。 ハルさん (創元推理文庫) 作者: 藤野恵美 出版社/…

【読書感想】夏雷/大倉崇裕

独身の時に別のブログを書いていたときは、読書感想がメインで年間150冊分書いていたので、このブログでもぜひ書きたくなった。しかし、以前のようにじゃぶじゃぶ趣味にお金を使うこともできない…ということで、某有名新古書店チェーンで、100円コーナーで購…